研修のあとに何が起きているか
研修が終わりました。資料が配られました。では——そのあと、何が起きていますか。この記事は、研修のやり方の話でありません。研修のあとの時間の話です。
あとの時間には、3つの道がある
使われる道
行った人が、次の週に1つ試します。誰かがそれを見て、1言返します。学びは仕事の中に入ります——この道は、自動では開きません。開く形が、あとに置かれた宿だけです。あなたの会社では、この道を通った人が何人いますか。
しまわれる道
「勉強になりました」——資料は引き出しに入り、日常は変わりません。学びはお土産になります。行った人を責める道でありません——しまわれる形が置かれていただけです。
ねじれる道
行った人が試します。返事がなく、「うちはそういうのやらない」が来ます。学びは現実で罰を受けます——この道を通った人は、次の研修では手を挙げなくなることがあります。3つの道の中で、この道は重い形です。
あなたの会社の直近の研修は、どの道を通りましたか。
道を決めるのは、あとの3つ
• 使う場所があったか——帰って1週間のシフトに、試す場所が入っていましたか
• 見ている人がいたか——試した形を、誰かが見て、1言返しましたか
• 職場が許したか——新しい形を試せる空気がありましたか。「うちは昔から」が待っていませんでしたか
3つは、どれも研修の中にはありません。研修の外——シフトと、人と、空気にあります。
1ヶ月あとのサイン
道は、1ヶ月あとに形で見えます。
- 使われた道のサイン——職場に1行の変化がある(紙が増えた、言葉が変わった、形が1つ軽い)
- しまわれた道のサイン——資料が開かれていない、「試すこと1つ」を本人が言えない
- ねじれた道のサイン——行った人が静かになった、次の研修の話に口が閉じる
サインは、本人の口でなく職場の形に出ます。あなたの会社の1ヶ月あとは、どのサインですか。
意味の話——なぜ、その人が行ったのか
道を決める1番深い行は、行く前の意味です。
「なぜ私?」の答えが「順番だったから」なら、しまった道は出発の前に決まっています。意味は、穴から出ます——「うちのこの形を、見てきてほしい」。
意味を持って行った人は、帰ったあとに話したくなります。話せる場所がある宿では、学びは2人分以上になります。話せない宿では、意味ごとしまわれます。あなたの会社から出る人は、どんな答えを持って行きますか。
自分への4つの問い
人事のあなたに、4つの問いを置きます。
• 直近で出した研修の資料は、今どこにありますか
• 行った人は、帰った次の週に何を試しましたか
• あなたは、それを聞きましたか
• 聞いていないなら——その人は「会社は本気ではなかった」と読んだかもしれません
4つ目の問いが、重い行です。
人事に置ける3つの十5分
3つの道は、3つの十5分で変えられます。
• 出す前——約束の紙の3行(何を埋めるか・誰がどんな問いで・還元はいつ)
• 帰ったあと——3十分の発表(学んだこと3つ・試すこと1つ・やらなくてよいこと1つ)
• 1ヶ月あと——「使えましたか」の1行。聞くのは人事でなく、上の人が置く形が効きます
3つの十5分がない宿では、研修の費用は「行った1人分」で止まります。あなたの会社には、3つの十5分がいくつありますか。
現場でまず着手できること
直近で研修に行った人に、1行を送ってください——「研修で話していたあれ、そのあと使えましたか」。
- 「使えた」なら——どう使ったかを聞きます。次の人の橋になります
- 「使えなかった」なら——橋の置き場所を1緒に見ます。責める形でなく、シフトの形として
- 返事が来ないなら——それもサインです。ねじれた道の入口かもしれません
1行は、道の分かれに置ける1番軽い形です。あなたの会社の次の研修は、あとの十5分まで入れて設計されます。