Career / 評価評価制度設計
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正社員とアルバイトの評価をどう分けるか

同じシートだと役が載らない、別々のシートだと価値が分かれる——正社員とアルバイトの評価は、分け方の線が難しい形です。この記事は、その線の置き方を置きます。


2つの原則

• 同じ仕事は、同じ基準——朝食を回す行は、正社員でもアルバイトでも同じ項目で測ります。あなたの会社では、同じ仕事の基準は同じですか。雇用形態で基準が変わると、公平の行が消えます

• 違う役は、違う行——正社員が持つ行(多能工の段、育てる行、役の行)は、持たない人に測りません。持てない行で測られるのは、不公平の別の形です

2つの原則は矛盾しません——共通の土台+役割の行の形で並びます。あなたの宿の紙は、この形に近いですか。

シートの形——1枚・2つの構え

別々のシートは作らない方がよいです(2枚の紙は、2つの価値の宣言になります)。1枚に2つの構えを置きます。

  • 共通の段——接客の基本十項目、清掃、朝食、洗い場。3段で測ります(1人でできる・見ればできる・まだ)
  • 正社員の行——多能工の段表、教えた行、今期の目標、役の行
  • アルバイトの行——シフト協力の行(繁忙期に入れるか)、出勤の行、1つの仕事の段

あなたの会社のシートには、2つの構えがありますか。

お金と段の分け方

アルバイトにも段を置きます——時給の段です。

  • 「朝食を1人で回せたら、時給に1歩」——正社員の「できたら1歩」と同じ形、違う単位です
  • 段のない時給は、上がる理由が見えない行になります。見える段は、アルバイトの定着の行でもあります(長く働く理由が、地図の上に見える形——『キャリアパスはどう提示すればいいのか』の理屈)

正社員の段は給与と役、アルバイトの段は時給と仕事の幅。段の理屈は同じで、載るものが違います。あなたの会社では、アルバイトの段も見えていますか。

罠:3つ

• 時間で換算する——「半分の時間だから半分の点数」。値打ちは時間でなく回した仕事で測ります——ただ、時間が値打ちになることもあります。4時間で朝食を1人で回した行は、8時間の人の行と同じ値打ちです

• 態度を雇用形態の項目にする——「正社員の方が意欲がある」は印象の言葉です。意欲でなく見た行を測ります

• アルバイトの評価を無くす——「時給の仕事に評価は要らない」の形は、見ない宣言になります。評価のない職場は、実感が生まれない職場です。短い評価でも、無い評価とは空気が違います。あなたの会社の分け方は、どの罠に近いですか

宿の混合勤務の現実

宿の仕事は、時間帯で雇用形態が混ざります——朝はアルバイト(朝食)、昼は正社員(客室)、夜はアルバイト(洗い場)。

  • 引き継ぎの行は、両方の共通項目です。ノートの行、声の行(チームの引き継ぎ)——引き継ぎの質は、誰の持ち物でもなく全員の行です。あなたの宿の引き継ぎは、どちらの側の行ですか
  • 正社員には「アルバイトを支える行」を置きます——シフトを組む行、教える行。支える行が見えない宿では、支える人が疲れます
  • 新しいアルバイトが入る日は、空気が動きます。迎えの行も、正社員の見える行です

面談の形——同じ順番、違う長さ

アルバイトの面談は短くて構いません——十5分、休憩の机で。ただ、行います。

  • 話す順番は同じです——先に話を聞く、見た行を渡す、次の段を1緒に決める
  • 短い面談でも、「見られている」の行は残ります。行わない面談の代わりに残るのは、「見られていない」の空気です

あなたの会社では、アルバイトの面談はありますか。

現場の負担を減らす最初の1手

紙1枚に、2つの構えを書いてください。

  • 真ん中に共通の行を5つ(十項目から拾う——『人事評価シートの項目はどう決めるか』)
  • 左に正社員の行を2つ(教えた行・多能工の段)、右にアルバイトの行を2つ(シフト協力・出勤)
  • 書いた1枚を、正社員1人とアルバイト1人に見せて聞きます——「自分の仕事が入っていますか」

分け方の答えは、制度の本でなく、働いている人の仕事の中にあります。2人の声が入ったシートは、どちらの側からも「自分の紙」に見えます。



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